小説ルパン三世

2005年2月13日 読書
どんなもんかと買ってみました。中には「こりゃ同人小説か!」というのもありましたが、大沢さんのが一番面白かったです。深山雪男さんに漫画化してほしいなあ。――1本に1ページぐらい、モンパチ先生の挿絵がほしかったなぁ、なんて。贅沢かしら。
表紙は文庫4巻ですが今日、1、2巻を買いました。
結構女の子にも支持されてるということで、前に一度コミックスの1巻を買ったのですが、

「はァ?! マジっすか?!」

という感想とともに即古本屋へ。絵柄がノリが苦手でした。
いきなりはじめから「ドッギャーン!!」て。なにそれ、と。
キスシーンで「ズギュウウウン」って痒くなるぞ、と。
友人に「ナニワ金融道より苦手ってオカシイ」と云われました。

しかしッ! 年月は人の嗜好を変えたッ!!!
友人に教えてもらった「JOJO立ち」のサイトで(ここが面白くてみんな熱いんだナァ!)再びジョジョが読みたくなりまして、このたび文庫で手にすることと相成りました。

パワーがあっておもしろいです。はい。「ドッギャアアン」も「ズギュウウウウン」も「サンライトイエローのオーバードライブ」も楽しいッたらもうたまりません。私は文庫1、2巻ではスピードワゴンさんが気に入っています。あの子分ッぷりがけなげでイイ!

ただ惜しむらくは……コミックスで買えばよかったああッ!!!!
文庫だと表紙が! 表紙の絵がああ〜〜〜!!
そして新刊でそろえると銭がえらいことになること必至。
ぶ、ブックオフですか? まじっすか?
あああ、続きが読みたいッ!

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アクション増刊の「ルパン三世オフィシャルマガジン」というものを買いました。モンパチさんではない別の漫画家のルパン漫画がわさわさと載ってました。どれもおもろかったです。次元の目元をきちんと書いてるところをマニアックに大きく評価しちゃいます。ブラボー! アメコミ風でおしゃれです。不二子も美人だし。やっぱルパンはいいなあ。

でもなんで夏の特番アニメになるとああなっちゃうんだろうか。
ISBN:4048735667 単行本(ソフトカバー) 尾鮭あさみ 角川書店
……まさか復活するとは思わなかったこのシリーズ。もう嬉しいばかりです。初めて手を出したBL本でした。ぶっとんだストーリーはそのままに。ああなんて懐かしい。なんかもう色恋沙汰など堕落の証と考えて、祖父譲りのガチガチのオカルトマニア(といったら呪殺されそう)だったころに比べたら、ずいぶんとやわらかくなった一也さま。黙るか怒るか命ずるか呪うか。文庫当時は感情や行動範囲がなんとなく狭かった一也さま。感情の幅も広くなって、あああ、たくましく成長されたのですね。下僕兼奴隷兼犬兼愛人の百太郎との関係もなにやら進まれたようで(いやもう"何やら"どころじゃないんだけど)。ううっ。なにもかも嬉しくて感涙に咽んでおります。一也さま、おかえりなさいませーッ! この日を心待ちにしておりましたああ(滂沱の涙)! 百やんもよかったなあ!

またシリーズ再開しないかなァ。
この本は読んでて楽しいからなァ。

ストーリーとかもっとまともなレビューは、うん、あれだ、amazonでも見てくだされ。

Good Luck

2004年10月27日 読書
ISBN:4591081451 単行本 田内 志文 ポプラ社 2004/06/22 ¥1,000――立ち読みしてたんですがね、詳しく読みたかったので買ってみたんですが…ウン、あのね、なんちゅーか、これは…そう、図書館借りとか立ち読みで十分でござんすよ。「チーズはどこへ行った?」でしたっけ、あれもそうでしたねぇ。これだったら「戦争のつくり方」を買うんだったなぁ。

ちびギャラ

2004年10月6日 読書
ISBN:4901465538 単行本 ボンボヤージュ ゴマブックス 2002/12 ¥840――マイブーム「ちびギャラ」です。どこで知ったのかは忘れてしまいましたが、ボンボヤージュ氏のサイトで作品の数々をみて、なにやらぐっとくる言葉と、イラストの可愛さにほれました。――いま、コンビニでちびギャラのフィギュア(っていうの?これ)やシールブック、小さいお手紙セット、マグネット入りのビスケット、そして文房具といろいろにアイテムが展開されてます。

フィギュアとシールブックとお手紙セットを一組として、出勤のたびに駅前のコンビニで一組ずつ買ってゆくのです。そして職場で中身を拝見する。フィギュアは組み立ててPCに上に置く。これが今の楽しみです。ああ、かわいいなあ…。
ISBN:4151749012 文庫 武藤 崇恵 早川書房 2004/09/07 ¥540――いままでにないタイプの推理本です。まず事件の描写があって、次に証拠一覧を見る(捜査報告や検死報告など)。そこで解ければ見事なもので、わからなければヒントとなる「証拠の分析」、解決できたなら「真相」と段階を踏んでゆくのです。ちなみに「真相」がコタエに当たるわけです。2本読みましたが、1本の犯人を当てましたッ! でも動機はさっぱりなんですよねぇいつも。――この本も巻末に懸賞クイズがあり、10月、11月と続刊もあるので楽しみです。

スケバン刑事if

2004年7月24日 読書
ISBN:4840109540 コミック 和田 慎二 メディアファクトリー 2004/06/23 ¥830――サキや麗巳の名前が微妙に変わっててまさに「if」なお話。根本はほとんど変わらないですな。気に入ってるのは「学生には学生のおきてがある」というサキ…もとい、ユキの言葉。しかし、しかしだ、はじめは少女マンガだったのに、この「if」じゃ青年誌風な締め方になってるのはなぜだ、なぜですか和田先生! ユキがバイトした金で麗華(=麗巳)にイヤリングをプレゼントするなんてぇ! ユキと麗華が一緒に風呂に入るなんてぇ! 神さんも三平もいないスケバン刑事なんていやあああ(泣)!

だから「if」なんだよな。うん。
8月から完全版「スケバン刑事」が出版されるとのコト。
…私は生頼さんの表紙の文庫版がすきなんだよなあ。
でも絶版なんだよなあ。ちぇ。古本屋を探すか。
ISBN:4877610189 単行本(ソフトカバー) 東京発禁研究会 光進社 1998/08 ¥1,785――だいぶ前に買ったものです。ま、普通に危険だし実行するバカはいないと思いますが、読んでてなんだか心が軽くなるのはワタシだけでしょうか…。物事の仕組みがわかったりすることもあって、なかなかに実用書の役割もあるんじゃないかと。ファーストフード店での復讐譚が面白かったです。ええ。

2分間ミステリ

2004年5月24日 読書
ISBN:4151743510 文庫 武藤 崇恵訳 早川書房 2003/11 ¥540
やっぱりミニミステリは洋モノに限りますね。2分間と銘打ってるだけあって、短いのです。あっというまに終わります。でも楽しめるのです。やっぱりこの手の謎解き本は「観察」の大切さを思い知らされます。そしてどこを観察すべきか。――3冊出てますが、1冊目の巻末に懸賞クイズがあって、もう締め切りは過ぎましたが、……いまだに解けません。夏にWEB上で解答がでるそうですが。いつか日本製の「極上の」ミニミステリを読みたいなあなんて思うのですが。どうも私が見た限り、現在見る限り和モノミニミステリは肌に合わんのです。
わたくしの好きな謎解きシリーズです。
外国人が執筆してるので、向こうの文化や習慣がわからないとお手上げな場合もありますが、「ここらがあやしいぞ」という見当ならつけられます。結構身近なところに犯罪のほころびって出てくるんですよね。よく観察して分析して、穴を見つけたときの嬉しさ! これが謎解き推理の楽しみですよねぇ♪ 電車の待ち時間や乗車時間には欠かせない一冊です。ただ難点は、一回読んでしまうと答えを忘れるためにしばらく読み返せないというところ、かな(苦笑)。