麻宮サキの生年って?
2004年9月29日 日常どうでもいことなんですけど。
ふと思い立って漫画「スケバン刑事」を読み返し推理してみました。結構簡単にデータがそろいました。というか文庫第一巻でもうOKなあたりがなんとも。
文庫1巻で、暗闇警視がサキに「3億円事件」の話をします。3億円事件は1968年(昭和43年)に発生しました。このあとサキは高校の2学年に編入します。つまりいちおう17歳です。ということは3億円事件発生当時、彼女は10歳ぐらいになります。
そしてサキは3億円事件の話を聞いた後、こう云います。
「その頃あたしはせいぜい10歳だ」
これでサキが1巻現在17歳であることはほぼ確定されました。
となるとあとは計算するのみ、EXCELの出番です。えいっ!
このシーンの冒頭、暗闇警視は3億円事件のことを「もう7年前のことだ」と云っています。つまり1巻現在は事件の7年後=1975(昭和50年)です。そのときサキは17歳であったとすれば、逆算して彼女は、
1958年(昭和33年)生まれになります。
ちなみに夏生まれで、スケバン刑事としての初仕事は3億円事件のパロディのような事件。1975年12月のことでした。
この年に生まれた有名人は、WEBサイト「ストローワラの情報交差点」で確認してください。データいっぱいです。楽しいです。――ちなみに「炎の蜃気楼」ファンの皆さん、サキって速水奨さんと同い年生まれですよ。ウフフフ。
さて、「サキは17歳の1975年12月に初仕事」ということがわかりました。もうすぐ高校三年生に進級ですねぇ。単位足りないだろ実際(笑)。
で、最終巻ではサキの卒業式があります。
17歳の年末で初登場でラストシーンが卒業ってことは…、物語の時間は賞味一年ちょっとということに……。なんだかエピソードが多すぎて「おや?」な気もいたします。1ページが一日なんじゃないかってくらい。――地獄城を脱走して3億円事件もどきを片付けてミヅチ三姉妹を片付けて、楢山節考にかかわる事件を片付けて、赤毛のユキの事件があって妹と再会してまた地獄城へ行って妹が結婚してでも旦那(サキの親友)の三平が死んで…もうなにがなにやら大変。
サキは高校生です。しかも少年院にいたこともあります。もう、いた、というより渡り歩いたと云っても過言ではありませんな。――授業はどうなるんですか。中学生なら3年間休んだって卒業証書はもらえますが、高校は単位が必要ですからそうはいきません。
でも卒業しちゃったんですよ! 成績不振でも! 単位不足でも! まあ、沼重三という教師がいろいろ手を尽くしてくれたんですが。これでまたわからなくなっちゃうのです。――じゃあ彼女は留年したのかと。…してないとおもうんですよ。学生刑事仲間の美鈴も同じ日に卒業式に出たようです。でも彼女は過去に留年していたようなそぶりは見せてません。なら、サキも留年はしなかったのでしょう。
でも、だれも口に出さなけりゃ留年してたって不思議はありませんが。
これは「物語」ですから、少々詰め込みすぎな時間配分でも最後は「卒業」で締めくくりたいという和田先生の心意気があったのでしょう。年齢なんか関係ないのです。うん。
最後に、「サキが留年していない」と仮定した場合、梁山泊での最後の戦いが1976年(昭和51年)の秋で、卒業式は1977年(昭和52年)3月になります。最後の戦いが「秋」になったのは、沼先生が卒業式の日(3月)に最後の戦いを「半年前」と云ったからです。
最後の戦いの「時期」を出したのは…スケバン刑事の読者ならこれがなにを意味するかわかりますよね。うん。
いやあ、スケバン刑事っておもしろいよなあ。
ふと思い立って漫画「スケバン刑事」を読み返し推理してみました。結構簡単にデータがそろいました。というか文庫第一巻でもうOKなあたりがなんとも。
文庫1巻で、暗闇警視がサキに「3億円事件」の話をします。3億円事件は1968年(昭和43年)に発生しました。このあとサキは高校の2学年に編入します。つまりいちおう17歳です。ということは3億円事件発生当時、彼女は10歳ぐらいになります。
そしてサキは3億円事件の話を聞いた後、こう云います。
「その頃あたしはせいぜい10歳だ」
これでサキが1巻現在17歳であることはほぼ確定されました。
となるとあとは計算するのみ、EXCELの出番です。えいっ!
このシーンの冒頭、暗闇警視は3億円事件のことを「もう7年前のことだ」と云っています。つまり1巻現在は事件の7年後=1975(昭和50年)です。そのときサキは17歳であったとすれば、逆算して彼女は、
1958年(昭和33年)生まれになります。
ちなみに夏生まれで、スケバン刑事としての初仕事は3億円事件のパロディのような事件。1975年12月のことでした。
この年に生まれた有名人は、WEBサイト「ストローワラの情報交差点」で確認してください。データいっぱいです。楽しいです。――ちなみに「炎の蜃気楼」ファンの皆さん、サキって速水奨さんと同い年生まれですよ。ウフフフ。
さて、「サキは17歳の1975年12月に初仕事」ということがわかりました。もうすぐ高校三年生に進級ですねぇ。単位足りないだろ実際(笑)。
で、最終巻ではサキの卒業式があります。
17歳の年末で初登場でラストシーンが卒業ってことは…、物語の時間は賞味一年ちょっとということに……。なんだかエピソードが多すぎて「おや?」な気もいたします。1ページが一日なんじゃないかってくらい。――地獄城を脱走して3億円事件もどきを片付けてミヅチ三姉妹を片付けて、楢山節考にかかわる事件を片付けて、赤毛のユキの事件があって妹と再会してまた地獄城へ行って妹が結婚してでも旦那(サキの親友)の三平が死んで…もうなにがなにやら大変。
サキは高校生です。しかも少年院にいたこともあります。もう、いた、というより渡り歩いたと云っても過言ではありませんな。――授業はどうなるんですか。中学生なら3年間休んだって卒業証書はもらえますが、高校は単位が必要ですからそうはいきません。
でも卒業しちゃったんですよ! 成績不振でも! 単位不足でも! まあ、沼重三という教師がいろいろ手を尽くしてくれたんですが。これでまたわからなくなっちゃうのです。――じゃあ彼女は留年したのかと。…してないとおもうんですよ。学生刑事仲間の美鈴も同じ日に卒業式に出たようです。でも彼女は過去に留年していたようなそぶりは見せてません。なら、サキも留年はしなかったのでしょう。
でも、だれも口に出さなけりゃ留年してたって不思議はありませんが。
これは「物語」ですから、少々詰め込みすぎな時間配分でも最後は「卒業」で締めくくりたいという和田先生の心意気があったのでしょう。年齢なんか関係ないのです。うん。
最後に、「サキが留年していない」と仮定した場合、梁山泊での最後の戦いが1976年(昭和51年)の秋で、卒業式は1977年(昭和52年)3月になります。最後の戦いが「秋」になったのは、沼先生が卒業式の日(3月)に最後の戦いを「半年前」と云ったからです。
最後の戦いの「時期」を出したのは…スケバン刑事の読者ならこれがなにを意味するかわかりますよね。うん。
いやあ、スケバン刑事っておもしろいよなあ。
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