続:働かない女

2004年7月16日 日常
それにしたって、暑い日が続きますねぇ。
会社に着いたらもう滝のような汗でございますよ。

さてさて、前にここでお話した「働かない派遣女」の続報でございます。――彼女は皆様の期待を裏切ることはありませんでした。はい、相変わらず働いてません! いったいどういうつもりなんでしょうねぇ。チームで一番給料をもらってるくせにチームで一番働かない&働けない。…そうなんですよ、働けもしないんですよ。指示したこともろくにできないことがわかったのです(泣)。罪状並び立てるのもめんどくさいんですが一番大きいのをひとつ。われらの仕事に一番重要な伝票をこともあろうに捨ててしまったのです! ゴミとして破棄したんですよ! 貴様の仕事はその伝票を刷りだして集計することじゃあなかったンかい! ――もう、頼むからこんなヤツもう解雇してくれ…。

とにかく不思議としかいいようがないのです。
これで本当に会社勤めができたのかと問い詰めてみたいものです。

前にも言いましたが――自分から何もしない、言われなければ何もしない、言われるまで何もしない、云われても満足こなすことができない。状況を見極めることができず、見聞きしたこと経験したことから学習・予想・応用が一切利かない。――だから今でも朝仕事を自分で探すことができないのです。やってることは毎朝毎朝まったく同じなのに! そして毎朝おなじコトを指示されて始めて動き出すのです。ついでに言うと、どんなに忙しくても自分のペースは崩そうとしません。今回初めてこの仕事に着任した人が学習し経験をつんで30分あれば済ませられるようになった仕事が、彼女には1時間以上必要です。私と比べたら20分で済む仕事が1時間というところ。同じコトを指導してもこればかりはどうしようもありません。

チームみんなのため息が風速40メートルを超えましたね。うん。
いや、音速を超えたね。音速。シューマッハもびっくりよ。

そしてまたしても面白い過ぎるエピソードが出現。
――何度も云ってるように彼女…いや、ヤツは派遣スタッフなのですが、普通、広告なり求人情報なりを見て「登録」に行くわけでございましょう? ヤツは違いました。ウチ会社への派遣求人を見て、「そこの派遣会社での求人」と勘違いをしてくれたそうです。……わかります? …だからそういうことですよ。「派遣会社に勤めるもんだ」と勘違いしてたんですよ。登録じゃなくて。で、派遣会社に行ってはじめて「派遣業務なんだな」とわかったそうなんですが。ハナっから何かがあかんかったんですなぁ……しみじみしてしまいます。

最近は別チームからも疑問の声が出てきました。
「あの人いつも何もしてないよね」
ってのはもうよく聞くようになったんですが、
「なんかあの人ひとりで立ちんぼしてて気味が悪い」
…これには参りました。気味が悪いのね…。ホンマすまんこってす。

確かヤツの契約期限は7月末。
それまでに誰かキレるのか、それとも耐えてしまうのか。
とんでもない持久戦が続いております……。

しかしなにより痛いのは、
――本人がわれらのうんざり加減にまったく気づいていないということです。

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…これには言及するか否か迷ったんですけど、「彼女」はとてもおとなしい人です。いや、あまり社交的でない人です。話しかければ答えはしますが、自分からなにか話題を振るということがありません。朝「おはようございます」と挨拶してから仕事中は簡単な質問のやり取りと微かな返事だけ。休憩時間もずっと黙りっぱなし。そんで帰りに「お疲れ様でした」と帰ってゆくのです。ええ。帰ってゆくのです。

…これには言及しないほうがよかったんでしょうかねぇ。

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