え? 何のことかわからない?
いや、ですからね、怨念のし――熨斗ですよ。
贈り物に貼るアレですわね。みたことあるでしょう。
「お中元」とか「快気祝」とか「志」とか、ねぇ。

何でもね、某有名デパートのギフト受付が相当なバカだったようで、受理しちゃったんですよ。

怨念のし。

今日ウチの事務所に来ましたよ。その注文。
もう話題ですよ。一面トップ掻っ攫ってゆきましたわい。
しかもですよ、水引き(結びのデザインがしてあるアレ)が蝶結びの状態で上部に「怨念」。蝶結びってコトは解けますから何度あってもイイ祝い事(出産や合格祝いあたりなんかがそう)なわけですよ。

でも「怨念」。
ちゃんと水引きの下に名前も書いてあったんですなこれが。
いまどきの女子高生が書くようなあのふざけた文字で。

その注文がどうなったかはちょっと知りませんが、想像してみるとよろしいんではないでしょうか。まあ間違いなくそんなのしはつけませんがね。信用問題でしょ。

--------
だいたい、そんな物騒なもんをデパートで注文するほうもおかしいと思ったりするわけですよ。いいですか、そういうときは、自分で買って帰って自分でのしの支度をするのですよ。ったく世話の焼ける――
――ってオイ!
なに云わすねんな。

しっかしどういう神経なんでしょうねぇ。
「怨念」ですよ。ギャグかしらとも思ったけど、でも注文書にはちゃんと住所も電番もあるというし(たぶん他人のものじゃないだろうか>だれかに成りすまして嫌がらせとか)。蝶結びは「繰り返し」を意味するから、何度か繰り返すつもりだったんじゃなかろうか。しっかしどういう怨念だ。ゼニ使ってなにしてんねん。怨念送りたいんだったらもうすこし頭を使って(以下自主規制)。

はあ。

コメント