疲労困憊
2002年9月30日「あれ」が生まれてから十余年。
私が「あれ」に出会って9年目になります。
今、「あれ」を取り巻く状況が大きく変わろうとしている時に、こともあろうに自分の気持ちがよくわからないのですよ。
「あれ」が好きなのか嫌いなのか飽きたのか愛してるのか憎んでいるのか疑っているのか怒っているのか許したいのか愛されたいのか別れたいのか、殺したいのか。
ある時。
一挙手一投足ごとに「あれ」を疑いだした。
同士の何気ない一言にも怒り、疑って、
自分の気持ちすら細かく切り刻んで疑う。
ずっと重苦しい感情だけ腐るまで抱え込んで、
今、ひどくみじめでなりません。
どの感情の名前をつけたらいいかわからないんです。どういう言葉を当てはめればいいのか、皆目見当がつきません。――仮にも、9年間共に歩んできたのです。嫌って別れるのは、9年間を無駄にしてしまうようで、9年間を否定してしまうようで、9年間に後悔や罪悪感を背負うようで、そんな風にはなりたくないんです。――それは私が一番恐れていることなのです。9年間は決して短い期間ではなかったのですから。
今、私の人生には夢も、憧れも、ありません。……ですが、ささやかに残っている「"あれ"がつけてくれた"灯"」をどうするかが、すべての鍵を握っているのでしょう。潔く消すか、何とかするか。
夢も憧れもない時を過ごすのはとても淋しい。
泣いても泣いても何にも埋まりゃしない!
だれかにSOSでも求めればよかったのだろうか。
……「あれ」慕っていたとき、憧れていたとき、どんなに幸せだったろう。一辺倒に信仰するだけも、どれだけ満たされたろう。「あれ」がなくなることなど考えられないなどと云ったこともあったような気がする。「あれ」を批判する人、見切りをつけて去っていった人、見聞きするたびに、自分の足場が崩れるような恐怖と、怒りを覚えた。――私の大事なものに傷をつけないで。私をこれ以上否定しないで、捨てないで、追い詰めないで、私に「あれ」に対する嫌悪感を抱かせないで、今までの"想い"を踏みにじらないで!
信じた罰か。
疑った罰か。
……答えは目の前にあるような気がする。
私は何を見落としているのでしょう?
私は何を見間違えているのでしょう?
私は何を……思っているのでしょう?
-------------------
>追補;
「信仰」が揺らぐ事に危機と恐れと悲しみと寂しさ、「信仰への後悔、後悔に対する罪悪感」を感じています。……それでも「あれ」は進化か自滅か、どちらともわからない路をひたすら進んでいます。「あれ」に染められた私は、「根」も「惰」も区別なくそれに続いてゆくのかもしれません……。
-----------
>追補2;
宗教のハナシじゃありませんので、念のため。
私が「あれ」に出会って9年目になります。
今、「あれ」を取り巻く状況が大きく変わろうとしている時に、こともあろうに自分の気持ちがよくわからないのですよ。
「あれ」が好きなのか嫌いなのか飽きたのか愛してるのか憎んでいるのか疑っているのか怒っているのか許したいのか愛されたいのか別れたいのか、殺したいのか。
ある時。
一挙手一投足ごとに「あれ」を疑いだした。
同士の何気ない一言にも怒り、疑って、
自分の気持ちすら細かく切り刻んで疑う。
ずっと重苦しい感情だけ腐るまで抱え込んで、
今、ひどくみじめでなりません。
どの感情の名前をつけたらいいかわからないんです。どういう言葉を当てはめればいいのか、皆目見当がつきません。――仮にも、9年間共に歩んできたのです。嫌って別れるのは、9年間を無駄にしてしまうようで、9年間を否定してしまうようで、9年間に後悔や罪悪感を背負うようで、そんな風にはなりたくないんです。――それは私が一番恐れていることなのです。9年間は決して短い期間ではなかったのですから。
今、私の人生には夢も、憧れも、ありません。……ですが、ささやかに残っている「"あれ"がつけてくれた"灯"」をどうするかが、すべての鍵を握っているのでしょう。潔く消すか、何とかするか。
夢も憧れもない時を過ごすのはとても淋しい。
泣いても泣いても何にも埋まりゃしない!
だれかにSOSでも求めればよかったのだろうか。
……「あれ」慕っていたとき、憧れていたとき、どんなに幸せだったろう。一辺倒に信仰するだけも、どれだけ満たされたろう。「あれ」がなくなることなど考えられないなどと云ったこともあったような気がする。「あれ」を批判する人、見切りをつけて去っていった人、見聞きするたびに、自分の足場が崩れるような恐怖と、怒りを覚えた。――私の大事なものに傷をつけないで。私をこれ以上否定しないで、捨てないで、追い詰めないで、私に「あれ」に対する嫌悪感を抱かせないで、今までの"想い"を踏みにじらないで!
信じた罰か。
疑った罰か。
……答えは目の前にあるような気がする。
私は何を見落としているのでしょう?
私は何を見間違えているのでしょう?
私は何を……思っているのでしょう?
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>追補;
「信仰」が揺らぐ事に危機と恐れと悲しみと寂しさ、「信仰への後悔、後悔に対する罪悪感」を感じています。……それでも「あれ」は進化か自滅か、どちらともわからない路をひたすら進んでいます。「あれ」に染められた私は、「根」も「惰」も区別なくそれに続いてゆくのかもしれません……。
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>追補2;
宗教のハナシじゃありませんので、念のため。
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