基本的に「間違いを指摘されること」がいやなんです。己の責任がゆえに、自分で自分を支え信じたがゆえに逃げられないあのどーうしよーうもない屈辱感がいやでいやで。もともと間違いをしようと思って間違うわけじゃありませんから、自信あったものが間違っていたらそりゃもう、憎さひとしおっていうカンジ。「なんだよしゃーねーな」で済めばいいんですが、そういう性格じゃないもので。

ビジネスの場、人間同士の価値観、まあいろいろ指摘の材料はあると思いますが、……たとえば採点されたテストの解答用紙なんて、私にとったら呪いの護符と同様の効果があったものです。

20問のテストがあったとしましょう。自信満々に回答して、結局途中7問連続で間違えたとなれば、×印が7コ連続で解答用紙に打たれるわけです。普通なら、「げー! 7連ちゃんで間違ってるし〜。ぎゃふん(T_T)」で済みそうなところなんですが(死語は気にしない方向で)、私がそれを見ると、1個目から7個目になるにしたがって、採点者の声が聞こえてくるわけです。

1問目「む、ちがう」
2問目「これも」
3問目「これもだ」
4問目「おいおい…」
5問目「何考えてんだコイツは」
6問目「ちゃんと勉強したのか?ったく」
7問目「(盛大なため息)」

ただ7つの×が並んだだけなのに、なんかこう、馬鹿にされてるオーラが答案用紙からひしひしと……。感じるんですよ。感じません?――あぁでも、自信のないテストなら別に10点でも気にも留めませんけどね。けっ。
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でもテスト大好き。検定マニア。うふ。

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